「ブログが検索結果上位表示されない…」そんな場合の3つのチェック項目
ブログを書いていてこんな経験はありませんか?
「ちゃんと内容が濃い記事ばかりでコンテンツ量もあるのに、なぜかグーグルに評価されず検索順位が上がらない」。
SEOもしっかりと対策済みなのに、そのコンテンツに見合った検索結果、上位に表示されないという場合は、多くの場合グーグルに正しく認識してもらえていないことが原因です。
そこで今回は、自分のサイトや記事が正しく評価されていないと思ったら見直すべき3つのチェック項目についてお話ししていきます。
ブログが検索結果上位表示されない場合の3つのチェック項目
最近のSEOはどんどんシンプルになってきていて、ちゃんとユーザーが欲しがっている情報を提供している記事はそれだけで上位に表示されるようになっています。
昔みたいにガンガンブラックハットなSEOをかけて無理やり上位表示させるということができなくなっているということで、今後もさらに裏技的なものは通用しなくなっていくでしょう。
ただ、ブログやサイトで記事を書いている以上最低限のSEO知識は必要です。
文字数はある程度あった方がいいですし、同じキーワードで表示されるライバルの記事よりも価値があるものを作らなければいけません。
ましてやキーワードを狙っていないなんて論外で、特定のキーワードで検索されることを考えてそのワードを記事タイトルにしっかりと入れる。
こうすることで、その記事はグーグルによって正しい検索順位へと自然に配置されます。
以上のことを間違いなく実践しているのに、なぜか自分のコンテンツの評価が低い気がする。そんなときは以下のチェック項目に当てはまらないかを確認してみましょう。
- 最低限のSEOができていない
- 狙いすぎてブラックと判断されている
- グーグルに対して正しく伝えられていない
1・最低限のSEOができていない
最低限のSEOとして、狙ったキーワードを記事タイトルと本文中に入れるのは絶対条件です。
しっかりと特定のキーワードを意識して、必ずタイトルに狙っている全てのキーワードを入れるようにします。
記事本文中キーワード個数の目安は、本文文字数1000文字につきだいたい1〜2個ずつのワードが入っているくらいが無難でしょう。
5000文字の記事であれば狙ったキーワードが5〜10個ずつ入っているといった感じです。もちろんこれはあくまで目安なので、「キーワードAが20個もある」という状態でもそれが読んでいて自然であれば問題ありません。
逆に少ない場合、「キーワードBが一つしかない」というのはあまりよくないので、それは意識して最低でも5000文字あたり2〜3個は入れておいた方がいいでしょう。
2・狙いすぎてブラックと判断されている
キーワードを狙って記事を書かなければいけないという話をしましたが、狙いすぎて同じキーワードが何度も本文中で不自然に繰り返したり、タイトルに同じワードを複数入れるのはよくありません。
タイトルには狙ったワードが一つずつ、本文中には全体の文字数に合わせた適切な数のワードが入っているべきです。
タイトルで重複したキーワードが多かったり本文冒頭で不自然に同じワードが繰り返されていたりすると、グーグルはその記事の評価を下げたり圏外に飛ばしたりすることがあります。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね、やり過ぎは逆効果になります。
3・グーグルに対して正しく伝えられていない
価値のあるコンテンツでも、その価値を正しくグーグルのロボットに伝えることができていないというケースもあります。
例えば、サイトタイトルのキーワードと記事タイトルのキーワードが重複しているせいで「この記事はブラックな狙い方をしているな」と判断されてしまうこともあります。
グーグルで自分の記事を検索してみると、記事タイトルの後ろに自分のサイト名が表示されていることがあります。
これはブログやサイトのデザインテーマやテンプレート、またWordPressであれば有名なプラグイン「ALL in One SEO」によって設定されているもので、「テーマを変更したせいで今まで記事タイトルのみだったものがサイトタイトルも含むようになった」ということも。
この場合、サイトタイトルからキーワードを外すのか、記事タイトルからキーワードを外すのか、サイトタイトルが表示されないように設定するのか、自分のブログやサイトに合った方法で対処しなければいけません。
サイトディスクリプションが考慮されているケースも
あとはサイトディスクリプションが考慮されているケースもあります。
サイトタイトルの近くに簡単な説明が表記されているテーマはよくありますが、この説明文がサイトタイトルと共に表記された状態でグーグルに伝えられていることもあります。
その場合、ディスクリプションにあるキーワードまで重複してしまっていることになり、グーグルにブラックハットだと判断されてしまうリスクが高くなります。
これらを確認するには、SEOチェキなどで自分のブログトップページや記事ページを入力することで、どのように検索エンジンに伝わっているかといった細かい情報を見ることができます。
会社や上司に評価されない会社員にならないために
会社や上司に評価されない会社員がいれば、きちんと評価される人もいます。
自己アピールのし過ぎはよくないかもしれないですが、「きっと見てくれているから」と全くアピールしないのも問題です。
無言実行は日本人らしい謙虚さや美しさも感じますが、それを誰も見てくれていない場合正しく評価されることはありません。
それよりも「自分はこういったことをしました」という結果を会社や上司に適切に伝えて認識してもらうことができれば、効率よく自然と評価されるはずです。
ブログも同じで、グーグルに正しく適切に情報を認識してもらうSEOを行い、評価されない会社員になってしまわないように意識していきましょう。