ガスファンヒーターとエアコン暖房を機能面・コスパ面で比較

ガスファンヒーターとエアコン暖房をコスパ面で比較すると、結論から言えば圧倒的にエアコンの勝利。
昔のエアコンは電気代が高かったけど、最近のエアコンは省エネでずっと付けっぱなしでもそこまでかからない。
コスパで言うとエアコンだけど、ガスファンヒーターにも魅力はある。そこでこの記事では両者のメリットデメリットを比較しながらご紹介していきます。
ガスファンヒーターは優秀!
我が家はマンションで都市ガス。ガスファンヒーター用のガスコンセントがフローリングに付いているためガスファンヒーターも使ってます。
他のメーカーのガスファンヒーターは吐き出し口?が左右対称じゃなくて違和感があることが多いけど、これは左右対称でスマート。素材感も全く安っぽくなくてかっこいい。
一瞬で部屋が暖かくなる
ガスファンヒーターはスイッチを付けた瞬間部屋が暖かくなる。部屋を暖める早さで言えば間違いなく最強の暖房器具。エアコンと違って空気も乾燥しないため、エアコンの乾いた温風が苦手だったり乾燥対策をしたい人にはおすすめ。
あと付けたときの「カチカチカチカチ、ボーッ(すぐ暖かい)」というあの感じは冬の朝にはたまらない。ガスファンヒーターの前で毛布をかぶってココアかコーンポタージュスープを飲みたくなるあのクノール感は最高です_(:3」∠)_
ただ、ガスファンヒーターにはデメリットが3つあります。
- コスパが悪い
- 換気が必要
- 空調機能が弱い
1・コスパが悪い
特にプロパンガスだと話にならない、めっちゃ高いと思う。我が家は幸いマンションで都市ガスのため比較的ガス代は安いけど、それでも高い。
ガスファンヒーターだけで1ヶ月暮らしてみたところガス代がいつもの4倍くらいになった。エアコンで使っていた電気代が安くなったことを差し引いてもかなり割高になってる。
最近のガスファンヒーターはエコ機能が付いていたりするので室温が高くなってくると自動で弱くなったり消えたりする。だけどやっぱり付けっぱなしにしていると高い。
2・換気が必要
ガスファンヒーターをしばらく付けているとなんとなく新鮮な空気を吸いたくなる。
「換気してください」とか「一酸化炭素中毒が」とか大きく表示されているせいで精神的にそう思うのかもしれないけど、身体が酸素を求めるような気がする。
この換気が少し面倒で、結局付けっぱなしでいいエアコンの方が楽かな?と思ってしまう。
3・空調機能が弱い
エアコンは室温を一定の温度に保ってくれるけど、ガスファンヒーターは付けっぱなしにしているとどんどん暑くなる。
設定温度を低くしても暑くなる気がするので結局消す。するとすぐ寒くなるのでまた付ける。
エアコンと違ってガスファンヒーターは小まめに付け消ししてもガス代は高くならないんだけど、やっぱり少し面倒。
エアコンが最強の暖房器具
エアコンの暖房は高いというイメージがあるが、今のエアコンはかなり省エネ。
昔のエアコンで暖房を付けっぱなしにしているととんでもない電気代になってしまうのかもしれないけど、今のやつなら安いものでも一日中付けっぱなしにしていても大丈夫。
うちのエアコンは安いやつだけど、25℃設定くらいで24時間付けっぱなしにしていることもあり、それが数日続くこともよくある。それでもエアコンに消費されているであろう電気代は一日あたり数百円。それでずっと快適な室温が保たれるのであれば安いものだと思う。
ちなみにエアコンは起動してから室温を設定温度に持っていくときに一番電力を消費する。だからあまり小まめに付け消ししない方がいいみたい。
エアコン+加湿器
値段の高いエアコンだと加湿機能が付いているものもあるが、安いエアコンにはそんな機能ついていない。
エアコンは暖房も冷房も空気を乾燥させる。夏はいい感じで湿度を取ってくれていいけど、冬は乾燥しすぎで喉が痛くなったりお肌によくなかったりする。
そこでエアコンと加湿器を併用することで、エアコン唯一のデメリットを相殺することができる。エアコン+加湿器=最強。
直接エアコンの風が当たると頭が痛くなる気がする
エアコンの風が直接当たっているとなんだか頭痛がするときがある。だけど暖かい空気は上に溜まってしまうため、暖房は下に向けなければ効率が悪い。
そんなときはエアコンの吹き出し口をできるだけ下に向けて、風が直接当たらないようにするしかない。それか少し離れて座るか。
このエアコンの生ぬるい風が当たるのが嫌で「エアコンの暖房は使わない、冷房専用のクーラー的な使い方しかしません」という人は多いかもしれない。僕もそうだった。
だけどエアコンの暖房を使うようになってから部屋全体がいつも快適な温度に保たれているので活動しやすい。コタツとかだと一歩も動きたくなくなるけど。
足元の冷えにはホットカーペット
ガスファンヒーターやエアコンを付けていても、ソファーの足元などはどうしても冷たくなってしまいがち。
そんなときは足元だけホットカーペットを使うと快適になる。
これを絨毯やラグの下に入れて、本当に足元や座る部分だけホットカーペットになるようにしている。
うちのラグが四角ではなく楕円形のため、普通の大きなホットカーペットにできなかったのもあるが、暖めたいのは本当に足元だけでこの範囲で十分なためこれを選んだ。
まとめ
エアコンは、付けてから部屋が暖まるまでに一番電力を消費する。
逆にガスファンヒーターは点火時からガス消費量が変わらないため、小まめに付け消しする方が効率がいい。
つまりエアコンを付けっぱなしにしない場合、寒い朝はガスファンヒーターで一瞬で部屋を暖め、それからエアコンに切り替えるのが一番効率のいい使い方なのかもしれない。