トレードには冷静さが大事!簡単なミス一つで結果は大きく変わる

一昨日昨日と2日連続でプラス終わりにできていて、今日も上手く分析できていいトレードができていた。
なのにイージーミスで冷静さを欠いて無駄に損失を出してしまい、結局70pipsほどマイナスに。
その簡単なミスを一つしなければ今日は100pipsほどプラスにできていたことを考えると、やっぱりトレードに冷静さってすごく大切だと実感した。
簡単な一つのミスから崩れた
ドル円が大きなダウントレンドで、トレンドラインにタッチしたところから反発して下がったのを見てショートでエントリー。このときLC(ロスカット)ラインを30pipsほど上に置いていた。
そのあと重要経済指標の発表があった。この時点で利益も出ていたし利確してもよかったんだけど、今日の経済指標は複数の指標が一度にまとめて22:30に発表されるというもの。
こういうときは一瞬で40〜50pips動いて戻るという乱高下が起こりやすいのかもしれない。過去に数回同じような動きになったので経験済みだ。
ということは設定している建値から30pipsほどのところにあるLCには届かず、乱高下してもこのままダウントレンドに回帰すると読んでいた。重要指標があってもきっと流れは変わらないだろうと思うほど大きなダウントレンドだったためだ。
結果、予想通り乱高下のあとトレンド回帰。この一瞬で上下する動きは、前に同じように複数の指標発表が22:30にあったときと全く同じ形だった。だから焦らずに待っていた。
LC(ロスカット)ラインを下げていたせいで捕まった
せっかく予想通り下降トレンド回帰していたのに、もしかしたら指標の結果次第で流れが変わるかもしれないことにビビって中途半端な位置にロスカットラインを下げていた。
そのせいで指標の動きに捕まり損切りに。
利益が出たらロスカットラインを浅くしていくのは今のところ自分では上手くいっている方法だけど、今日みたいに中途半端な位置で弱気なロスカットラインにするのはよくないと改めて思った。
あとは基本的には指標発表前にポジションの手仕舞いをするのが賢いのだろう。今日みたいにトレンドの流れが大きく自信があるときはいいかもだけど、ギャンブルになってしまいやすいのが指標時のトレード。スキャルピングで散々やられた。
冷静さを欠いて判断ミスを繰り返す
ここで「こうなるの分かってたのにな!LCライン下げすぎたせいで損切りになっちゃった…」と少し冷静さを失った。
その後、この流れはまだ下げるだろうということでとりあえずもう一度ショートでエントリー。この判断も間違いではなかったと思う。
だけど一度損切りでマイナスを出していることでビビってしまい、新しくエントリーしたものの浅めにロスカットラインを置いた。しかも下げる勢いに乗り遅れたくないという気持ちから焦って少し早めにエントリー。その結果、また損切りに。
今日のトレードで学んだこと
今日のは完全に悪循環だったけど、そこから学んだこともあった。
- 浅いロスカットラインとエントリータイミング
- ビビって中途半端になるのが一番ダメ
- しっかり分析した最初の判断を信じる
1、浅いロスカットラインとエントリータイミング
ロスカットラインを広くすると、もし逆行したときのダメージが大きくなる。だからロスカットラインを浅くするために、もう少しエントリータイミングをじっくり見極めなければいけない。
2、ビビって中途半端になるのが一番ダメ
「まだ少し進んでから反発しそう、だけど乗り遅れそうだからもうエントリーしちゃおう」というように、焦ってしまうと必然的に損切りラインも広くせざるを得なくなり、失敗したときのダメージが大きくなってしまう。
それが怖くなると損切りラインを中途半端な位置にしてしまい、「ダメージを受けるのに捕まりやすい最悪のLC」になってしまう。
3、しっかり分析した最初の判断を信じる
その場の流れを見て「なんかこっちに流れ変わった?」という感覚よりも、一番最初のエントリー時にしっかりチャートを分析して出した答えを信じた方がいい。
エントリーと手仕舞いのタイミング
色々学んだと思ったけど、よくよく考えてみればエントリーと手仕舞いのタイミングを気をつければ今日みたいな悪循環にはならない。
まず指標などで動く可能性があるのなら手仕舞いしておく。
エントリーはしっかり分析して根拠のあるタイミングで。そうすればロスカットラインはかなり浅くすることができる。
確率を一つひとつ高めて、ギャンブル性をできるだけ排除して安定したトレードをできるようにならなければいけない。すぐに忘れてしまうからここをしっかり意識してみよう。
「もっと大きく取れるかもしれない」と欲張らず、「今出ている利益を失わないこと」を考えて手仕舞い。その後大きく伸びたら悔しいけど、安定感があるのは確実に後者だろう。