【FXのストップ狩り】大衆心理に逆行?ロスカットパワーを溜めてからチャートは動く
ポンド円のチャネルが機能して落ちると思いショート。一旦大きく落ちたところで利確しておけばよかったんだろうけど、まだまだここから落ちると思っていたから持ち続けていた。すると一気に上にブレイクアウト。
後から見返してみれば、チャネル上にタッチしにいくように横に伸びたレンジの部分が綺麗にレジスタンスラインを引いている。こうなるとみんなショートでエントリーしてロスカットをちょっと上に置くよね。じゃあ悪い大人たちが「ほぅら、このあたりにロスカットパワーが溜まってきただろぅ?」と狙ってくる。
大衆心理と逆行するのはこういう理由だ。多くの人が落ちると考えて逆指値を同じ位置らへんに置くと、それを狙って機関投資家など大口がチャートを動かす。するとそのロスカットが溜まったポイントを抜けて一気に加速する。FXは「くじら」がリードする相場に乗っかるのが基本とよく聞くけど、これがくじらの基本的な動き方だろう。
こうして僕もロスカット狩りにハマってまんまとカモられたわけだけど、そういえば以前ロスカット狩りに乗っかればいいみたいなブログ書いたのになぁ。
FXはゼロサムゲーム
FXはゼロサムゲーム。よく言われていること。色んなFXの情報を見て勉強をしている中で何回もこの言葉を見てきた。
ゼロサムゲームは複数の取引参加者が取引をする中で、全員の損益の合計がゼロとなるような取引や状況のことを指します。つまり、誰かが儲かれば誰かが損をするような取引をゼロサムゲームと言います。
ゼロサムゲーム 投資やギャンブルで使われるゼロサムゲームの意味
知ってはいるんだけど、意識していないとやっぱりこれを忘れてしまって「チャートはみんなが落ちると考えていれば落ちる」と思ってしまう。改めて「カモになりたくなければ誰かをカモにしなければいけないのがFX」ということを実感した。
If you can’t spot the fish at the table, you’re it.
周りを見渡してカモがいないのなら誰がカモなのか明白である。